通常・新築時に行われるシロアリ予防・防蟻の多くは5年保証で、以降は定期的な点検を行い予防・防蟻が必要です。
まぁ、そんなマメに点検などしてる人は少ないですよね
- 知り合いがシロアリの被害にあったり、予防・防蟻をしたのを聞いて
- セールス
- 点検でシロアリが確認されたので
のような事があって初めてする事が多いのでは?
中には悪質な業者もいて、こんな話も聞いたことあります。
依頼主は基本、床下に入る事なんて無い
↓
あらかじめ準備していたシロアリを見せ、シロアリが居たので駆除をすすめる
↓
駆除とは別に、今後の対策としても床下換気をすすめる
↓
シロアリを目の当たりにした以上、業者の勧められるがままに駆除・床下換気工事をする
※ 悪徳業者に引っかからない為にも、床下の確認位自分でしてみてもいいかもしれません。
まずは、床下の確認!
築11年をむかえ一度もシロアリ防除していなかったんですが、シロアリ被害・進入してる形跡(蟻道)もなく湿気のこもった様子もありません。
ただ、今後の事を考え予防はしておこうと思います。
業者とDIYでの金額の比較
シロア予防・防蟻の相場は、一坪 (約3.3平米) 4,000円弱〜
広さにもよりますが、平均10〜15万円位
これをDIYでする場合、必要な物は
- 木部処理用シロアリ予防駆除剤 白アリミケブロック(水希釈型乳剤) 400ml(約67平米分) 8,000円
- 噴霧器 2,000円(手元でon/off出来るタイプが便利)
- 投光ライト 1,000円
- ヤッケ上・下 1,000円
- ゴム手袋 500円
- マスク・保護メガネ 500円
- 移動用でコンパネ(85cm×25cm)にキャスターを付けたもの。500円
合計で13,000円位、多くても15,000円もあれば必要な物は揃います。
若干の金額誤差はあっても、業者価格の1割程・10万円近く安く出来るのでDIYはオススメです。
白アリミケブロック業務用400ml 白蟻駆除用木部処理用乳剤 |
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DIY方法
まずは、汚れても良いようにヤッケorカッパ・保護メガネ・マスクを着用して床下点検口より床下へ入ります。
(床下点検口はキッチン・洗面所などに付いている事が多いです。)
布基礎で床面はコンクリートなので、キャスターの付いたコンパネを使えば移動は楽です。
後は噴霧器に充填したシロアリ予防駆除剤を木材部に噴霧していくだけ
噴霧ヶ所
- 土台は全てに噴霧(基礎の上にある一番太い木)
- 大引は土台から50cm程(床を支える木で二番目に太い木)
- 束の上部(束とは、写真左に写ってる大引を支えている黒っぽいもの)
基礎・通風孔からの侵入なので、根太には噴霧していません。
噴霧は一時間半位で終わり
準備・後片付けをいれると半日程度かかりました。
業者ならここから5年保証
DIYなので何の保証はありません!
予防したといえ安心することなく、年一回は定期的に点検します。
DIYのメリットとデメリット
メリット
- 10万程安く出来る
- 自分の都合で好きな時に出来る
- 家の中に人が入ってこない
- 悪徳業者に引っ掛るリスクが無い
デメリット
- 予防という観点からのデメリットは特に思い当たりません
※床下という狭い空間の中での作業は通常とは異なりかなりの圧迫感があり、ちょっとした興奮状態になってしまい慌てて行動したりする事があるので平常心を意識してください。